レモンバームとカモミールのハーブティー
以前に、リコリスのことを紹介した記事で少し触れた、私の一番お気に入りのハーブティーを紹介したいと思います。
レモンバームとカモミール、リコリスをブレンドしたハーブティーです。
ハーブティーはいろいろあって選ぶのが難しいのと、ブレンドされたティーバックは多くの種類をブレンドしているため、必ず苦手な味が入っていたりするので、敬遠されている方も多いのではないでしょうか。
また、ティーバックタイプのものは手軽な反面、雑味も出やすく、ハーブの癖が強く出るので、慣れていない方はおいしくないと感じてしまうことも。
慣れていない方こそ、シングルのリーフタイプのものをブレンドしてポットで入れて飲んでいただきたいなぁと思います。
ポットで入れる手間はかかりますが、優しい素直な味で飲みやすいものになりますし、薬効効果も高いのでお勧めです。
ブレンドされたものでもリーフタイプのものならかなり飲みやすいと思いますよ。
で、このブレンド、フルーティーさとスッキリ感と甘さがあって、優しい味わいでとても癒されます。
私は、夜寝る前に飲んでいるのですが、体も温まりますし、自律神経を鎮静させてくれるような感じなので、寝付きも多少良くなっていると思います。
一日の終わりにぴったりのブレンドです。
特に寒い冬には、喉や気管の乾燥を防いでくれるので重宝します。
カモミールは、4千年前からすでに薬草として利用されていたといわれるほど、古くから使われてきたキク科の花で、神経を静めてリラックスする効果のものといえば一番に上がるほどです。
体を温める効果もとても高いです。
マザーリーフという別名があるほど癒し効果に優れているんですね。
皮膚の疾患にかかったことがある方ならご存知かもしれませんが、軽度の皮膚炎などに抗炎症薬として処方されるアズノールという薬があります。
これは、カモミールなどキク科の花に含まれるアズレンという抗炎症成分を使った物なんですね。
また、うがい薬などにも使われています。
確かに、濃い食事をした後いつまでも口に残るとき、カモミールティーを飲むとすっきりします。
薬草っぽくない、甘いリンゴのような香りがある味なのでとても飲みやすいです。
レモンバームはヨーロッパでは「長寿のハーブ」と昔からいわれ、古くからざまざまな形で利用されてきました。
メリッサという別名でメリッサ水といえば中世ヨーロッパで、その抗酸化作用と、抗炎症作用を肌荒れ、湿疹、老化の防止等に化粧水として使われていたことは有名です。
メリッサを煮だした水を化粧水に利用したこともあるのですが、肌を保護する作用は確かに強いようです。(これはまた機会があれば)
頭痛、ストレスにもとても良いといわれているのですが、実際に頭痛の時に飲むと少し和らぎます。
ストレス性の頭痛には非常に良いのでしょう。
花粉症などのアレルギーにもよいとの研究もあります。
レモンバームとの名前の通り、少しレモンの味がしてすっきりしてます。
カモミールと混ぜることで柔らかくすっきりした味になりますね。
あと、甘みを追加するのにリコリスを入れているのですが、前回にも書いた通り(最後に記事のリンクを張っておきます)とても喉や気管にいいので、冬は本当に楽になります。
前回は喉のことを書いたので割愛しましたが、このリコリス、便秘にもとても効果が高いです。
私はひどい便秘症でいろんな物を試しましたが、なかでもリコリスはとても安定した効果があるような気がします。
薬のように急に効くのではありませんけど、自然な感じでとてもいいです。少し緩くなるきらいもありますので入れすぎには注意ですね。
入れ方は各ハーブを小さじ一杯ずつ(リコリスは少な目)くらいをポットに入れて熱湯を注ぐだけです。
お好みで調整してください。
シングルのリーフのハーブは買いやすいところでいえば、百貨店などに入っている生活の木とか、エンハーブとかその辺りなら安心でしょうか。
ぜひお試しを。
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