キャリアオイルと精油の保湿クリーム
先日、キャリアオイルと精油で作る化粧水を紹介しましたが、今回は保湿バームです。
前回の化粧水の記事→精油とキャリアオイルで作る化粧水
前回の化粧水と合わせて使うことで、乾燥肌や小じわ、毛穴がほとんど改善されているので、私の肌には、キャリアオイルと精油で作るシンプルなものがよく合っていたんでしょうね。
最初は、蜜蝋とキャリアオイル一種類、精油3種類くらいを組み合わせて作っていたのですが、いろいろ試行錯誤しているうちにこんな感じにまとまりました。
スイートアーモンドオイル
カレンデュラオイル
月見草オイル
ココアバター
みつろう
フランキンセンス
フラゴニア
パルマローザ
ラベンダー
ベースは化粧水と同じくスイートアーモンドです。
これは私にはとてもあっていて保湿力も高いですし、肌のトーンが少し明るくなるようで美白効果(くすみ対策)が高く、バームのベースにもしています。
カレンデュラオイルは化粧水のところでも書いたように、肌の修復にとても優れているのですが、私の場合これを保湿バームに使うことで、とても強く働きかけてくれるようです。
実感としては、とくに毛穴の引き締め効果と皮膚の保護効果がかなり高いようです。
顔の目立つ傷跡も、このオイルを使うようになってから急に薄くなってきたような気がします。
月見草オイルですが、これはアトピー体質の人に市販のクリームが合わなくなってきたので、試しに作ってほしいといわれ、その時にいろいろ考えてチョイスしたものです。
確かに皮膚に対する抗炎症作用など、肌に働きかける力はとても高いようです。
実際に試しに少し多めの割合で作ってみたものを、自分で試したのですが、目の下のしつこいクマが薄くなりました。
少し驚きましたね。
ところが、この月見草オイル、乾性油といって少し乾燥に向かう傾向があって、配分が多いと私には少しカサカサするような感じと少し刺激が強いです。
そこで、少しだけの配合すると結果は良好で毛穴の引き締めや血流改善を促進するようなのですが、オイル自体が酸化しやすく、少し扱いづらいので、今のがなくなったらどうするかは少し悩んでいるところです。
ココアバターですが、実はミツロウとキャリアオイルだけでは、少し硬さの調整が難しいんですね。
柔らかくすると緩すぎるし、少しミツロウを多くすると、リップクリームのように固まってしまうので、敏感肌の人には伸ばすときに少し刺激になってしまうのです。
手のひらで温めると伸びるのですがそれでも少し固いテクスチャーなので、そこにココアバターを少し使うと、クリームに近いテクスチャーになって、とても伸びのいいものになります。
ココアバターもオレイン酸が中心でビタミンをたっぷり含んだバターですので、肌への効果も高いです。
特に保湿には優れていて、実際に、蜜蝋とキャリアオイルだけのものと、ココアバターを足したものでは保湿力はかなり違います。
精油はフランキンセンス、ラベンダーを中心に、フラゴニアとパルマローザを少し。
フランキンセンスのアンチエイジング効果はやはり高いようで、特にひき締めには強い効果があると思います。
フラゴニアはシネオール、ピネン、ゲラニオール、リナロールと様々な成分をバランスよく含んでいますので、一滴入れることで全体のバランス調整のように使っています。
実際に一滴入れることで、よりオールマイティーな効果が出ているような気がします。
パルマローザも保湿、美肌効果が高いですね。
この辺りは難しいので、最初は、オイルはスイートアーモンドかホホバ一種類、精油はラベンダーのみもしくはあとフランキンセンスで始めてもかなりの効果が分かるのではないでしょうか。
割合は、オイル 18ml
ミツロウ 1.5g
精油 4滴
くらいの割合で配合するとスタンダードなものができます。
作り方ですが
小さめの手鍋みたいなのに、オイルと蜜蝋をいれ湯煎にかけます。
ゆーくりかき混ぜながら温めていくとじょじょに溶けてきます
完全にとけたら、湯煎から上げて少し熱が取れた時点で精油を入れよくかき混ぜます。
よく混ざったら小さい容器に移します。
このとき気温が低いとすぐに固まるのでご注意。
小さい容器に移したら冷めるまで放置して出来上がりです。
しばらくしても緩いようでしたら、しばらく冷蔵庫の野菜室などに入れておくと固まります。
意外に簡単なので、興味がわいたらぜひ作ってみてください。
どこでも使える万能バームですので、最初は、ハンドクリームや体の乾燥の気になるところに使うといいのではないでしょうか。
肌荒れにも効果的です。
最初は、オイル選びや精油選びが難しいと思いますが、百貨店などのしっかりしたアロマブランドで店員さんにいろいろ聞いてみると、いろいろアドバイスしてくれると思いますよ。
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