カレイのムニエル・バターケッパーソース
比較的年中出回っていて、いつもおいしいカレイですが、春ころからは脂がのって特に美味しいカレイが安く出回りますね。
白身魚といえばヘルシーなイメージですが、このその白身魚の中でもカレイはとびぬけて低脂質なんです。
なんと同じような魚のヒラメの半分。
ちなみに青魚ですがさんまなどと比べると20分の一くらいになります。
肉質はしっとりしているので不思議ですね。
まあ、魚の脂質は健康には必要なのでむしろ積極的にとりたい栄養素でもありますが、少し抑えたい時などにはぴったりです。
そんな低脂質なカレイですが、たんぱく質やビタミン、ミネラルはとても豊富です。
特にたんぱく質は豊富で良質。そしてその吸収を助けるビタミンB群やナイアシンなど補酵素として働くビタミン、ミネラルが多いことから、とても栄養効率が高い食材だと思います。
疲労回復にもとてもいいでしょう。
今回はそんなカレイをムニエルにしてバターケイパーソースで仕上げました。
あっさりと和風に煮込むのも美味しいけど、こういうのもおいしいですよね。
ケイパーも抗酸化作用が高い食品です。
とくにケルセチンというフラボノイドは抗酸化作用だけでなく血流に働きかけるので高血圧の予防などにもつながります。
塩漬けのタイプはとても保存がきくので、常備しておくととても便利です。
トマトソースにほんの少し入れたりと、独特の苦みがパスタソースの風味付けなどに最適です。
作り方です 2人前
カレイの切り身 2枚
小麦粉 適量
ブラックペッパー、塩 適量
レモン2分の1
バター 大匙3~4
ケッパー 大匙1
イタリアンパセリ 適量
カレイには塩とブラックペッパーを振って、小麦粉を軽くまぶしておきます。
ケッパーはさっと洗って塩を軽く抜いて刻んでおきます。
ケッパーの塩味を味付けに使うので一度水の中につけてさっと洗う程度で。
酢漬けならそのまま刻んで。その場合は塩を少しソースに加えてください。
パセリも適量刻んでおきます。
フライパンで中火でカレイを両面程よく焼きます。
焼けたらカレイをお皿に取り出し、フライパンを軽くふいてバターを熱します。
バターが溶けて少し茶色くなってきたらレモン汁2分の1個分を絞り入れ少し煮詰め、ケッパーとイタリアンパセリを加えさっと混ぜたら、カレイの上からかけて完成です。
イタリアンパセリも野菜の中でも特に栄養素が多く、ベータカロテンやビタミンE、K、Cや鉄分、カリウムなどのミネラルも豊富。
こういうケッパーやパセリなどのハーブをソースに取り入れると少量で全体の栄養素やその吸収率ををグンと引き上げてくれます。
またデトックス効果も。
このケイパーバターソースは鯛やサーモンなどにもよく合います。
是非お試しを。
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