ムングダールとミントのサラダ
おいしい料理を作ろうと思うと本当に試行錯誤で、とても失敗が多い。
でもその失敗が料理の基本のことを教えてくれる。
失敗が多いほうが、味わい深い料理を作るための知識が増えていくような気がします。
そういう意味では人生も一緒なのだけど、時に人生はくだらないつまずきで道を閉ざされてしまうことがあるのだから、そうも言ってられない。
特に日本社会はなかなか再生がむずかしい。
料理なら、あーまずいのひとことで終わるのだけどね。
失敗が多いほうが、味わい深い人生につながる。
これは間違いないのだけど、まあ失敗したときの自分へのなぐさめとしての言葉にしておいたほうが賢明ですね。
料理は大胆に、人生は慎重に。
とまあ、何の話しだよ!っ突っ込みたくなるよな始まりですが、まったく意図はありまん。
書いてみたかっただけ。
さて、今回はムングダールとミントのサラダです。
サラダって、野菜を混ぜてドレッシングをかけるだけなので、何をしてもおいしいのですが、たまに組み合わせの妙というか、特別なサラダ、といいたくなるものができるのは本当に面白いですね。
今回のミントとムングダールのサラダ、ふとした思い付きでやってみたのですが、たまらなくおいしい。とっても気分もよくなる味。しかも栄養価も抜群。
健康、美容、ストレス、どれにとってもいいと思えるサラダになりました。
これからの花粉症の季節にもいいかもしれません。
インドカレーなどによく使われるムングダール(皮むき緑豆)ですが、やはりレンズ豆などとおなじように、とても高たんぱくで低脂質、その上バランスよくビタミン、ミネラルなどの栄養素を含んでいます。
とても柔らかくて消化にもよく、離乳食にも使われるほど。
ムングダールもレンズ豆と同じく戻す時間がほぼ必要なく、10分も煮ればとても柔らかくなりますので調理も簡単。
パッと思いついたときに使えるので常備しておくと便利な豆です。
ミントもポリフェノールを多く含んでいて、抗酸化作用がとても高いです。とくにミントポリフェノールと呼ばれる成分は粘膜の腫れを抑えるという特徴があるらしく、アレルギーの改善に効果があるのでは、と考えられています。
これから春に向けての花粉症に時期にもミントは役に立ちます。
腸内環境を整える効果を持つ食物繊維と様々な抗酸化効果を持つポリフェノールは同時にとることで、体質改善にとても高い効果を発揮してくれます。
さて、レシピです。(作りやすい量)
ミント 生のミント 1パック
ムングダール カップ半分
セロリ 2分の1
玉ねぎ 小さいもので2分の1
ミニトマト 8個
上記野菜は適当で。大体の目安です。
レモンのしぼり汁 2分の1個分
オリーブオイル 大匙3(ちょっと多いかも)
塩 ブラックぺッパー 適量
ムングダールは10分程度ゆでて、食べやすいかたさになったらお湯を切って冷ましておきます。
サラダですので、少し食感が残ったほうがおいしいです。ゆですぎるとすごく柔らかくなるので。
玉ねぎ、セロリはみじん切り。
ミントも適当に粗く刻んでおきます。
ミントは飾り付け用にちょっとだけのこしておいてください。
ミニトマトは4分の1くらいに切って。
すべての材料をボールに入れてオリーブオイルとレモン汁をかけて混ぜあわせ、塩とブラックペッパーを振ります。
味付けは塩なので、少し強めがおいしいかもしれません。
大体上記量だと、小さじ3分の2くらい。
こういうシンプルな味付けの時は、ブラックペッパーはなるべくミルでひくようにしてください。
まったく香りが違いますよ。
よく混ぜたら冷蔵庫に入れて、一時間くらいで味がなじむと思います。
良く冷えたらお皿に分けて、ミントを飾って出来上がりです。
ムングダールのコク、香味野菜の苦みとミントのさわやかさのバランスがとてもよくて美味しい。
ぜひお試しを。
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