タラとねぎの薬膳スープ

今年はほんと寒い。

もうここ数年、極端に暑いとか寒いとか何かにつけて激しいのでついていくのが大変ですよね。

ますます、体調管理をしっかりしないといけません。

普段からできることで一番重要なことは、まず「食べること」。

これにつきますね。


こういう寒いときには、とにかく温かいスープが一番。

今回は少し薬膳的な要素を取り入れて、さらに体があったまるスープ、タラとねぎの薬膳スープです。


この時期、タラとねぎ両方とも旬でおいしいですよね。

とくにネギは本当にこの時期美味しい。

しかも寒さを乗り越える為の栄養素がいっぱい。

去年の冬あたりの記事でもネギのこと何度もかいてますね。

というわけで、ネギのすばらしさについては過去記事参照してください(笑


さらに、ショウガ、ニンニク、シナモン、クローブ、ブラックペッパーなどを加えることで、血行促進、代謝促進などをの作用が高まり、さらに体が温まります。

それだけでなく、ネギやスパイスには強い抗菌、抗ウイルス作用がありますので、この寒い時期に活性化するウイルスや菌に対して有効だと考えられています。


ネギやスパイスを使ったあったかいスープを飲むことで、風邪やインフルエンザのリスクはずいぶん減ると思いますよ!




さて、作り方ですが(2~3人前)

タラの切り身  2枚程度

ネギ 2本

ニンニク ひとかけ

しょうが ひとかけ

ブラックペッパー(ホール) 8個

クローブ(ホール)4個

シナモン(ホール) 2分の1本

鶏ガラスープのもと 少々

紹興酒(なければ日本酒) 大匙1

醤油 大さじ1くらい

塩 少々

ごま油 小さじ2(仕上げ用)

クコの実(あれば) 6~8粒


ニンニク、ショウガはみじん切りにしておきます。

タラは食べやすい大きさ、ネギも食べやすい大きさに切りそろえておきます。


フライパンに油を大匙1くらい入れてスパイスを入れて中火で温めます。

フライパンを傾けてスパイスを油で煮るような感じで。

辛目が好きな人はここで唐辛子を一本入れるといいと思います。

ブラックペッパーやクローブなどのスパイスが膨らんできたら、少し火を弱めてニンニクとしょうがを入れて少し炒めます。


香りが出てきたら、火を中火に戻し、ネギをさっと炒め、そのあと鶏がらスープ水をひたひたになるまでいれ、紹興酒、鶏がらスープの素を入れ、タラを入れて煮込みます。

スープの素は商品によって違いますが、推奨量より少な目で薄いかな?というくらいのほうがスパイスとよく合います。


沸騰したらアクをすくって弱火で15分くらい煮込み、最後に塩と少しの醤油で味を調えて完成です。

シナモンは食べにくいので、取り出してください。

クローブとかブラックペッパーは食べれますが刺激が強いので要注意ですね。


器にうつして、あればクコの実を散らして、小さじ1杯程度のごま油をたらして食べてください。


クコの実も栄養豊富な食材ですね。

特に抗酸化作用は抜群で、活性酸素を吸収する能力を示すORAC値という値があるのですが、ダントツの数値なんです。

アサイベリーなんかが抗酸化作用の高いスーパーフルーツとして有名ですが、その1.5倍以上くらいだったはず。

ビタミンCや鉄分、ルチンなども含んでいるので血行にすごく良いので、トッピングにはお勧めです。



暮れにかけて、ますます気ぜわしい日が続くと思いますが、しっかり食べて体調を整えて、良い年を迎えれるようにしたいですね。






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