夏の定番・カポナータ

もうすっかり秋の気配に包まれてきた感じですが、まだまだお昼間は暑いですね。


ホントこの夏は暑かったので、このカポナータを何回も作りました。

夏の定番・・・いまさらなんだよって感じですが。まあ、まだまだ茄子もズッキーニも旬だしまあいいかっと。



パプリカ、ズッキーニ、茄子、玉ねぎ、ニンニクをじっくり炒めてトマトで煮込むこの料理、甘みたっぷりでコクがあって野菜のうまみを存分に楽しめますよね。


このレシピのいいところは、なんといっても温かいままでも、冷めてからでも、よく冷やして食べてもそれぞれに美味しいところ。

基本的に常備菜のような作り置きはあまりしない私でも、このカポナータはたくさん作って分けて食べます。

あまり冷たいものは食べないのですが、冷たいカポナータはスッキリするのに体がそんなに冷えないんですよね。


そしてやっぱりこのカラフルな夏野菜の特徴はビタミンbなどのビタミン類だけでなく、ベータカロチンなどのカロテノイドがたっぷりなことでしょう。

抗酸化作用や、血流改善、免疫力の向上など、暑さや今の季節の変わり目からくる疲れに負けないための栄養素がたくさんとれます。

ズッキーニのカリウムも体の塩分調整やデトックスには欠かせませんよね。

トマトのリコピンはとても健康効果が高いことは有名ですが、これも加熱することで吸収率が上がるといわれているので、トマトで煮込む料理は効率も良いんです。


冷たくしても体が冷えないのは、そのバランスの良さからでしょう。



イタリアの伝統的な家庭料理なので、様々なレシピが紹介されているので、あまり詳しくはいいかなと思いますが、私のポイントは


ニンニク、玉ねぎ、パプリカは中火でしっかりと炒める。

香ばしい香りがして、野菜がしんなりしてきたら茄子、ズッキーニを加えて塩少々加えて炒める。

茄子がつやっとしてきたタイミングでトマトの缶詰を入れて、乾燥オレガノを一つかみ入れて弱火でトマトの水分がなくなるまで煮込んで、味を塩とブラックペッパーで調整して最後にバジルをちぎって混ぜ合わせて完成です。


じっくりとオリーブオイルで炒めること、水やブイヨンや調味料を入れずに煮込むことで、夏野菜のうまみと甘みがすごくひき立ちます。



まだまだ茄子もズッキーニもおいしいのでぜひ!




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