みょうがの忘れ物でカルパッチョとか

毎日暑い日が続きます。

少しでも食べやすく工夫をしなければなかなか食が進まないと思いますが、やはりあっさり目の料理にネギやしょうがなど薬味をきかせて食べると、食べやすいですよね。


薬味といえばみょうがも欠かせないと思います。

今回は最近、よく出回るようになった、みょうがの忘れ物です。


これ、みょうがを収穫した後にのこった茎の部分なのですが、これを「みょうがを食べると物忘れをする」、という昔のお話し(みょうが宿のお話し)とかけたのか、私的にはなかなかこういうネーミングも好きだったりします。

みょうがの忘れ物(茎)←この(茎)もなかなか好き(笑


それにしても、みょうがを食べると物忘れするというのはどこから来たんでしょうか?諸説ありますがいまいちどの説もピンときませんね・・・。


お値段も、とにかく残り物ということと、形も不揃いなので、とても安い。

これだけ入って198円くらい。

やはり、薬味が安いのはとても助かります。


茎の部分なので、多少は普通のみょうがと比べてすこし固いですが、味はおいしいです。すこし苦みが強いかな。


みょうがの一番の特徴は血行促進や消化促進に有効だとされるアルファピネンが豊富なことでしょうか。

アルファピネンは香気成分で、主にヒノキや松などに含まれる成分です。

ヒノキといわれれば、確かになんとなくみょうがの独特の香りもヒノキに似ているような気がしませんか?

夏はいろんな要因で血流が悪くなりがちなので、だるさを解消するには血流改善は欠かせませんので、しょうがや玉ねぎと合わせて使うととてもいいと思います。

リラックス効果も抜群です。



今回のみょうがの忘れ物は、これだけあれば贅沢に使いまくれる!ということで、みょうがでかつおの和風カルパッチョと炊き込みご飯をしてみました。


カルパッチョはみょうがに玉ねぎ、セロリを合わせていますが、この組み合わせはなかなか味のバランスが良くていいんですよ。


みょうが、玉ねぎ、セロリを同じ量を細切りにして、さっと水にさらします。

みょうがはさっとでアクは抜けます。


醤油大さじ1、お酢大さじ2、砂糖小さじ2、ごま油大さじ1、しょうがのすりおろし小さじ2をまぜておきます。


生のかつおを食べやすいように切って、お皿に並べ、上記のたれを半分かけて、みょうが、玉ねぎ、セロリをまぜて、上に乗せ、残りのたれをかけて出来上がりです。


今回は和風にしましたが、レモンとオリーブオイル、塩でイタリアン風にしてもおいしいです。魚がアジだったらイタリアン風のほうが好きかも。



炊き込みご飯にも大量にみょうがを。


こちらはみょうがと油揚げが入っています。

みょうがは適当に切って、油揚げも適当に刻んで、洗っておいたお米に乗せて、お米2合に対して醤油大さじ2、みりん大さじ2をだし汁でちょうど炊く水分量にして炊くだけです。


焚いている途中からスッキリとした何とも言えないいい香りが漂います。


どちらもとても食が進みます。



これだけ使ってもまだ半分以上残っています。



残りは保存のきく酢漬けにしました。



2日目の写真ですが、なかなか綺麗につかりました。

これは日持ちしますので、毎日の食事のおともに。

酸っぱくてとってもおいしいです!


みょうがの忘れ物でみょうが三昧でした。





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