ハイビスカスの紅にしみじみと
昨日、ハイビスカスパウダーを買いました。
ハイビスカスパウダーはハイビスカスを乾燥させて粉砕したハーブパウダーです。
なぜか急に、あの紅色のハイビスカスパウダーの色をつかった化粧水かクレイパックを作ろうとふと思ったんです。衝動的といっていいほどの思いつきで、特に明確な意図などはないのですが。
化粧品の話はまた作って使ってみて、よかったらまた。
ふと、これキャンドルの着色にも使ってみようと、ちょうど空き瓶が一個あったので、早速作ってみました。
食用なんでちょっともったいないかなとも思ったんですけど、ほんのちょっとで着色できるからまあいいかな。
するとソイワックスが固まり始め白くなっていき、そのワックスの白い色とハイビスカス紅色が混ざって薄い赤紫色になりました。
ハーブパウダーなので完全に溶けないから、大理石のようにほんのり模様ができたり、横から見たら下に行くにしたがって濃くグラデーションができます。
火をつけてみると、溶けたワックスが透明になってハイビスカスの紅色が発色します。
想像以上の美しさです。
この炎に光る紅色のワックスをみながら、甘い香りのする精油をブレンドして香らせて・・・。
しばらくの間何も考えず見つめていました。すると時間とともに、とても心がほぐれていきました。
私はこの色をこころで求めていたようです。
これは瓶に入れるタイプじゃなくて
型をとって作る裸のタイプのキャンドルのほうが良さが出るでしょうね。
キャンドルを眺めながら少し。
なんだか、最近ちょっと思想的なことを社会批判的な見方でちょっと書きました。
こういうことを書いたらいつも思うんだけど、
結局、私は思想的な話とかあるべき論みたいなことってあくまで参考程度で、やっぱり何か楽しいこと、美しいことに触れていることが自分の心にとっていいのだと改めて思います。
美味しいものとか、香りのこととか、綺麗なものとか。
そういう癒しのようなものを通して何かを感じ取っていくことのほうが、すくなくとも私自身の人生にとって豊かな何かをもたらしてくれているのだと実感します。
一日のうち、無理なら一週間のうち、ほんの少しの時間でいいからそういう何かを「ゆっくり味わう」時間があればいい、そんな感じです。
その感じ取る感覚は、ホントに「何か」で、よくわからないものだけど、しいて言えば例えばその香りや音楽、料理とかと自分が溶け合っていくような感じ。
まさにしみじみと。
その感覚があると、不思議と今の苦しみはすぐに単なる過去の思い出になったりする。
私にとってそれは現実逃避ではなく、その感覚は確実に現実をより強く受け止める力を与えてくれています。
そういうことを考えていると、
苦しいことも楽しいことも平坦なことも、すべて含めて、目の前のことをしみじみと味わう。
もしそんな気持ちになれるのなら、もしかして生きることはとても味わい深いものなのかもしれない。とふと思ったりもします。
まあ、さすがにここまでは思うだけですけど・・・。
なんか少し語ってますけど・・・
この赤いハイビスカスのキャンドルと香りは、こういう効果でもあるのでしょうか(笑
これが亜熱帯の情熱?
ちなみにハイビスカスはビタミンCやクエン酸、リンゴ酸が豊富なので、ハーブティーとして飲むと、とっても肌にいいですし、暑い夏の疲労回復にも最適です。
酸味がとてもさわやかでおいしいですよ。
暑いのでハイビスカスティーソーダでも作ろうかな。
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