ナンプリックパオであさりとバジルの炒め物
今回はとってもお勧めのタイの調味料です。
タイ料理ブログかよ!って突っ込みたくなるくらい最近こればっかですね(笑
タイ料理でよく使われる代表的な調味料で、チリ・イン・オイルというものがあります。
このチリ・イン・オイルは、干しえび、大豆、たまねぎ、にんにく、赤とうがらしなどを揚げて、すりつぶした甘みそ状のもので、ナムプリックパオとも呼ばれています。
クローブやパクチー、タマリンドなども混ぜられていて、スパイシーかつ甘い濃厚な香りが特徴的です。
トムヤムクンのようなスープにはもちろん、炒め物にも何でも使えて、これを使うだけで、アジアのエスニックな味に変化するというとっても便利なものです。
野菜と肉の炒め物などに、ナンプリックパオを入れて、しょうゆ、オイスターソース、ナンプラーなどで仕上げると、甘くて辛くて、ちょとくどいくらいなのですが、なぜか暑いときに食べたくなる飽きの来ない味です。
私は鶏肉とカシューナッツ炒めをよく作ります。
このナンプリックパオで作ると、中華のカシューナッツ炒めとは全く別物で、まさにタイ料理!って感じになります。
野菜が玉ねぎだけなのでちょっと色合いが悪いですね。パプリカがなかったので・・・
ちなみに作り方は、
鶏肉もも一枚分を小さめに適当に切って、玉ねぎ、パプリカ半分も適当に切っておきます。
にんにく一片はみじん切り。
鶏肉は軽く塩コショウして、片栗粉を軽くまぶしておきます。
カシューナッツ適量をフライパンで炒めます。
あらかた焼けると一度ととりだしておきます。
フライパンに油をひいてニンニクを炒め、香りが出たら鶏肉を炒めます。
ある程度火が通ったら、玉ねぎも一緒に炒め、しんなりしてきたら
カシューナッツを戻しいれ、ナンプリックパオ大匙1、しょうゆ大匙半分、ナンプラー大匙半分で調味してできあがりです。
オイスターソースで仕上げてもおいしい。
少し横道?にそれましたが、タイ料理にパット・ホイラーイというあさりとバジルの炒め物とがあるのですが、これもナンプリックパオで作ります。
これ、すごく簡単なのですが、むちゃくちゃ美味しい。
あさりとバジルがおいしいのはもちろん、あさりのだしといろんな調味料とバジルのエキスが混じった汁が、ご飯との相性が素晴らしいのです。
ご飯とこの汁を混ぜて食べるともう止まりません。
あさり一パックとバジル一パックぐらいで作る量です。
フライパンに油をひいて、みじん切りにしたニンニクとナンプリックパオ大匙一杯くらいを弱火で香りが出るまで炒めて、砂抜きしたあさりを入れて中火にして蓋をします。
あさりの殻が開いたら、オイスターソース、牛乳を大匙一杯ずつ入れて炒めて、最後にバジルを入れてすぐ火を止めて完成です。
このナンプリックパオ、輸入食材店とかで売っていると思いますので、見つけたらぜひ。
病みつきになりますよ。
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