小松菜と豚バラのスパイシー焼きそば

スパイスはいつも常備しているので、気が向いたらスパイスをいろんな料理に試してみているのですが、最近、とても刺激的で面白いレシピができました。


クローブを使った、小松菜と豚バラのスパイシー焼きそばです。


クローブ、花椒、ブラックペッパーを油でいためて香りをうつしてから作るのですが、これがとてもおいしい。

食べ始めたらクローブの甘い香りと花椒の辛さとブラックペッパーのまた違った辛さが食欲を刺激します。



小松菜はとても栄養価の高い野菜ですよね。

緑黄色野菜なのでビタミン豊富なのはもちろん、カルシウムと鉄分がほうれん草の倍とか。

カリウムもとても多いのでデトックスにも。


クローブも抗酸化作用はとても高いといわれています。

確かにクローブの強力な香りは抗酸化作用が高そうです。

香りも本当に長持ちしますしね。


しかし後になって、よく考えてみたら、中国式のラー油はいろんなスパイスを使って作るのだそうだから、このレシピの味も中国とかではふつうなのかもしれない気もしてきました・・・


とにかく、ホール(粒のまま)のスパイスをよく油で煮だしてから作るこの焼きそばは、スパイスのおかげで油っこさもあまり感じません。

材料さえあれば気軽に作れて栄養満点なのでおすすめです。



作り方です。(2人前)


豚バラ厚切り 100g

小松菜 2束

焼きそばの麺 2袋

にんにく ひとかけ

しょうが ひとかけ

クローブ(ホール) 4粒

花椒(ホール) 4粒

乾燥唐辛子 一本

ブラックペッパー(ホール) 6粒

ラー油 適量

紹興酒 大匙1

醤油 大匙1

オイスターソース 大匙1


焼きそば2人前は使うフライパンやコンロによって少し炒めるのが大変かもしれません。べたっとしてしまうとおいしくないので一人前ずつ作るほうがおいしくできると思います。


豚バラは食べやすい大きさに。

小松菜も3~4センチ程度に切っておきます。

しょうがとにんにくはみじん切りです。

紹興酒、オイスターソース、しょうゆはあらかじめ混ぜておきます。


麺はざるに入れて熱湯をかけておくとほぐれやすいので炒めるのがとても楽です。


種を抜いた唐辛子、クローブと花椒とブラックペッパーを粒のまま、大匙1~2程度の油で煮ていきます。

火は弱火で。30秒もすれば十分香りがうつります。

ニンニクとしょうがのみじん切りを入れて香りが立ったら、強火にして豚バラを炒めます。


豚バラを十分炒めたら、そばを入れ全体に火が回ったら小松菜の固い部分を先に炒めます。

しんなりしてきたら葉の柔らかい部分をいれ紹興酒、しょうゆ、オイスターソースを回しかけてさっと炒め合わせ、最後にラー油をたらして出来上がりです。



スパイスの香りがすごいです!

スパイスの量は慣れてくると好みの配分量に変えていくといいと思います。

炒めたスパイスは食べれますが、噛むと刺激がとても強いのでご注意を。

始めはよけたほうが無難かも・・・。



ちなみに食事の話のあとにあれですけど、クローブは台所に置いておくとゴキブリを含めた虫が寄り付きません。

昔からアロマをされている方では有名な話なのですが、ゴキブリなどはクローブの香りがとても苦手らしいです。


小さなお皿や茶こし袋みたいなのに数粒入れておいておくだけで効果があります。

これホントに効果高いです。


昔は魔除けにも使われていたスパイスですから、クローブの香りが苦手でなければやってみる価値は大ですよ。








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