ロザリーナという精油

ちょっとこれはすごいかもしれません。


オーストラリア原産のMelaleuca ericifoliaというティートリーの仲間の植物から採れる、ロザリーナという精油があります。


ラベンダーティートリーとも呼ばれていて、木の見た目はティートリーに似ているようですが、ラベンダーに多く含まれているリナロールという成分を50%ちかくも含んでいてとても柔らかい花のような香りもする精油です。


今はあまり流通していないローズウッドという精油にも似ているとの感想を持つ人もいるとのことで、以前から気になっていたので試してみました。

昔、ローズウッドを主成分にした化粧水を使っていて、それが今までで一番よかったし、精油自体もいつも香りのブレンドの軸にしていたほどです。


で実際に使ってみました。



確かにラベンダーのように華やかな香りですが、ユーカリなどに多く含まれるシネオールも割と多く含んでいるのでシャープな印象もあり、ローズウッドとも違う感じですが、とてもいい香りがします。

確かに似ているといわれればそうかもしれません。


やはりオーストラリアオイルです。フラゴニアなどと何か似た印象を受けます。

オーストラリア固有種の植物はなにか独特の方向性を感じますね。

いずれにしても、葉や枝から抽出されたものとは思えないほどフローラル。


抗菌成分から考えると珍しいほど柔らかい香りなので、部屋の空気を浄化したいけどティートリーやユーカリが苦手、という人にもいいかもしれません。


シネオールの割合の高さを考えると、化粧水のメインするには少しきついかな?とは思いましたが、理論どおりに行かないのが精油の世界。

もちろんスキンケアにも試してみます。


ロザリーナ、フランキンセンス、ラベンダーをキャリアオイルに溶かしたものをベースに化粧水にしました。


でつけてみて一週間。

明らかに肌がしっとりしています。きめも細かくなってます。

保湿と収斂効果に優れているようですが、よほど肌に合っていたのでしょうか?

こんなはっきりと、しかも短期間で効果が出たのは初めてかもしれません。


驚き?というか怖いくらいの結果です。


基本的に精油を少し変えただけでここまで保湿効果が高まるのも考えにくいですが、事実、実感として感じるのだからそうなんでしょう。

確かにフランキンセンスもラベンダーも肌にはとてもいいのですが、豹変し過ぎです。


ロザリーナの成分の比率に秘密があるのか、それともこの組み合わせが絶妙なのか、キャリアオイルとの親和性がいいのか・・・

いろいろ研究してみる価値はありそうです。

まだバームには使ってないので次はバームにも使用してみる予定です。


ちなみに一緒に買ったハニーマートルとブレンドしてディフューザーで香りを楽しんでいますが、この組み合わせはフローラルでフルーティーで蜜のような甘さもある、とってもうっとりする香りになりますよ。


リラクゼーション目的でもとてもおすすめです。













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