オレンジの香り
もう3月も半ばになろうとしていますが、まだまだ寒いですね。
気候の変動も激しく自律神経も整いにくいので、体調がすぐれなかったり心が晴れない人も多いかと思います。
私もそんなこの季節は体が冷えてどうしようもないし、その影響か、ちょっとうつうつしてしまって、やはり苦手です。
そんな気分を和らげてくれるのがオレンジの香りです。
気持ちを明るくしてくれる柑橘系の香りはいろいろありますが、私にとってこの季節にはオレンジが一番いいようです。
かなり気分が重たいときなんかも、このオレンジの香りをくゆらせてしばらくたつと、なんかどうでもいい気分になって、気分が軽くなります。
オレンジの皮の部分から抽出したオレンジスイートとビターオレンジの枝や葉の部分から抽出したプチグレンの精油のブレンドなどは本当にいい気分になります。
精油ももちろんですが、オレンジそのものを食べるのもとてもおいしいですよね。
たっぷりのビタミンCとクエン酸が疲労回復やストレスを和らげてくれます。
これからちょうど晩柑の季節が始まります。
晩柑はジューシーフルーツといわれる通り、とってもジューシーでのでお好きな方も多いのではないでしょうか。
この晩柑、もちろん水分たっぷりでジューシーなのですが、皮の部分もとても瑞々しくて、少し皮を薄くはぐようにナイフを入れると、霧のように水分が空気中に飛んで部屋中がオレンジの香りに包まれます。
いろんな柑橘の中でもその香りの広がり方はとびぬけているような気がします。
柑橘の皮はポリフェノールなどがたくさん入っていますが、この晩柑は特にオーラプテンという抗炎症作用のある香気成分が他の柑橘より4倍程度多いとか。
なるほどといった感じですね。
これは晩柑の皮を薄くそぐように切ったものです。
これは去年、熊本の晩柑の皮を使ってバスソルトを作ろうとしたときのものなんです。
(前回の記事の熊本精油のキャンドルを作る時に、試行錯誤したもののうちの一つです)
このように薄く切って数日間乾かしておき、乾燥したら岩塩と混ぜてオレンジなどの精油を少し混ぜるだけで、とても肌にいいとってもいい香りのバスソルトの出来上がりです。
岩塩とオレンジの相乗効果でとても血行に作用してくれる上に、オレンジの明るい香りに包まれますので、春にぴったりです。
ほかにも晩柑の皮はマーマレードにしてもさわやかな甘みでとてもおいしいです。
オレンジは本当に癒されます。
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