色とりどりの野菜を食べる
私たちの体は日々酸化していきます。
これがいわゆる老化で、ある程度の年になると生活習慣病などにかかったりします。
少しでも健康を維持するためには、抗酸化作用のある食材を食べて、その酸化を防ぐことがとても重要です。
抗酸化作用の期待できる成分は数千種類以上あるといわれています。
よく、○○という成分すごい!と一つの栄養素がクローズアップされますが、どれがいいというものではなく、やはりバランスよくとることで、いろんな要素が複合的に作用して、抗酸化作用が期待できるのだと思います。
そのいろんな抗酸化成分を効率よく取る方法の一つとして、色に注目する方法があります。
抗酸化成分と色素というのは深くかかわっています。
トマトの赤はリコピンなのは有名ですよね。
リコピンは動脈硬化や生活習慣病を防ぐといわれています。
赤いパプリカの赤はカプサンチン。
これも生活習慣病を防ぐには欠かせない栄養素です。
黄色いパプリカの黄色はルテイン。
紫外線のダメージから守る抗酸化作用があるといわれています。
レモンやみかんもそうです。
ちなみに、パプリカはほかの栄養価もとても高く、ビタミンCやフラボノイドのビタミンPなども多く含まていて、ビタミンCは一日の必要量がパプリカ3分の1程度で満たしてしまえるほど。
健康と美容には欠かせません。
ほかにも、ブルーベリーなどの紫はアントシアニン、ごぼうなどの黒はサポニンやカテキン、オレンジはβカロテンなど・・・
結局、いろんな色の野菜を食べることで、まんべんなく偏らずに抗酸化成分を取り入れることができることになります。
サラダなどを作る時はもちろん煮込み料理でも、なるべく色の違うものを使うことで抗酸化作用が高まります。
現実的には、一日に何色もの野菜を取り入れるのは難しいかもしれませんが、一週間で考えてみたらそう難しくないと思います。
最近、赤いの食べてないなぁとか、黄色いの食べてないなぁとか、そういう風に思ったら食べる、というだけでもずいぶんバランスが取れていきますよ。
栄養満点のパプリカの使ったレシピはこちら
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