スキンケアにハーブを使うことの良さ
先日、ハーブとの出会いとソープラベンダーという記事で書いた通り、ハーブをスキンケアに使うことを知って、その魅力にはまった私は、ハーブだけでなくタラソテラピーなどの海洋成分をつかった化粧水やクリームなど、今でいうナチュラルコスメをいろいろ試すようになりました。もちろんケミカルコスメも。
その頃は、いわゆるケミカルコスメが全盛時代だったので、よく比較もしたのですが、使い始めのケミカルコスメの使用感の良さや瞬間的にきれいな肌に見える力はさすがですが、やはりハーブなどのナチュラルコスメはとても肌そのものの変化を促進するのでびっくりしました。
使い始めはピンとこないものが多いのですが、使い続けるとどんどん変化が現れます。
やはり、単に肌を保護する、という考え方だけではなく、肌の自然治癒力と再生力を高めることで、肌の美しさを維持するという考え方で開発されたものが多いからでしょう。肌に自浄作用みたいなものが生まれてきます。
もちろんケミカルコスメも優秀なものもあります。
肌が弱ってくる中年以降は、そういうケミカルな成分でカバーすることが必要なこともあります。
よく勘違いされるのが、オーガニック、ナチュラル=安全、優しい。
ケミカル=効果が高いが危険。です。
ケミカルも元々はその植物の力などを合成的に再現しようとしてできたものですから、ちゃんとしたコンセプトで開発されたものであれば、安全性を高めるために、ケミカルを使っている場合もあります。
自然のハーブの成分ならよけいに、品質が悪いとまったく効果がありませんし、ちゃんとした品質の高いハーブなら肌に過剰に働きかけることもあります。
ハーブに力を借りるというのは、例えば植物が害虫から身を守るために持っている成分などを抽出して使うということですので、当然、効きすぎる場合もあるわけです。
肌にあったスキンケアを選んでいくことが重要だと思います。
ただ、ハーブを使ったコスメを長い間使っていると、本当に肌の自然再生力が強くなっていくので、お手入れのステップが最小限で済むようになると思います。
百貨店などに入っている、オーガニックハーブのブランドのスキンケアラインなどは試してみる価値あると思いますよ。
私の場合、先にも書いたように、最初はいろいろ市販のものを試していたのですが、ある事故で、全身骨折や強打をして体調も大きく崩してしまい、顔も強打して、顔面骨折までしてしまいました。
もちろん、大きな傷や、それを縫ったあとやあざもできてしまって・・・。ちょうど年齢的なことも手伝って、肌も酷く乾燥し、しわなども多くなり、とんでもない状態になってしまいました。そんな状態が数年。
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そこで、ふと昔勉強した知識を生かしてハーブを使って治せないか?と思い、どうせなら実際に効果を検証できるいい機会かと思い、手作りをすることにしました。
もちろん、食事療法も含めてですけどね。
例えば化粧水なら
水+キャリアオイル1種類+精油1種類、など最小限の単位から始めて、少しずつ変えたり足したり・・・
すると乾ききった肌は面白いように反応してくれるんですね。
うまくあってくると、単純に化粧水やクリームをつけることで得れる保湿ではなく、肌が水分をため込む力が出てきます。
すると肌の細胞が活性化して新陳代謝が正常に行われるようになるせいか、しわやシミが徐々に消えていくんです。
ピンポイントで精油やオイルを選んでいったことも功を奏したのでしょう。
びっくりしたのは、5年以上残っていた縫い傷が、どんどん薄くなっていくことです。
ハーブというか、自然の力を実感しました。
単なる外部からの水分補給や、栄養補給ではなく、弱った肌のサポートするのではなく、肌そのものの自己再生力を取り戻すためのスキンケア。
それがアロマテラピーやタラソテラピーなどの自然の力を借りるスキンケアなのだと思います。
今、私は49歳という年なのですが、洗顔、保湿用化粧水、保湿バーム、これだけで十分です。酷い乾燥肌も改善し、目立つシミ、しわもほとんどありません。まあ、年齢なりにたるみつつはありますが・・・
たまに、市販されている化粧品の試供品とかをもらって試してみるんですが、やはり、今の私にはこの組み合わせが肌とあっているようです。
昔は、たまにはスクラブとか、パックとかしないと毛穴の汚れが落ちなかったりということもありましたが、いまは、本当に軽く洗顔するだけで、毛穴汚れも落ちます。
毛穴にたまっていくような成分も入れていないですし、細胞が活性化しているので、毛穴に汚れをため込まないんですね。
本当にハーブの力を実感しています。自然の力を取り入れるというのはすごいものです。
次回は、実際に私が作っている化粧水や、バームを紹介したいと思います。
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