バスク風・白身魚のグリーンソース
疲労回復や肝臓の調子をととのえたり、血圧やコレステロールの高い方には、積極的に食べてもらいたい、あさりを使ったレシピです。
もちろん、それらの予防にも欠かせません。
お酒を飲んだ次の日にあさりの味噌汁や澄まし汁をのむとすっきりしますよね。
それほど、肝臓に働きかける力が大きいことは皆さんご存知だと思います。
貝類のことを書いた記事はこちらです。
フランスとスペインの国境にバスク地方というところがあるのですが、バスク人と呼ばれる民族がフランス・スペイン領にありながら自治州として、伝統と文化を守り続けている地方です。
以前に、ガトーバスクというアーモンド入り厚めのクッキー生地にダークチェリージャムやカスタードクリームを挟みこんで焼き上げたバスク地方の伝統菓子を食べた時に、シンプルなお菓子なのにとてもおいしかったので、この地方の料理にも興味がわいて、調べてみたんですね。
やはり、食文化に関しても独特のものを持っているようで、フランス、スペイン料理と基本的には似ているのですが少し変わっています。
そんなバスクの代表的な魚料理の中に、魚介の煮込み的な料理で、グリーンピースとイタリアンパセリを使ったグリーンソースというものがあるらしく、とてもおいしそうなので、作ってみました。
栄養面から見てもたんぱく質から食物繊維までバランスよく取れる料理ですね。
さわやかでとてもおいしい魚料理です。作るのも簡単だし、これは病みつきになりそうです。
バスクではメルルーサという魚を使うそうですが、白身魚だったら何でもいいようで、今回はタラを使いました。
作り方 2人前
タラの切り身 2枚
あさり 16個くらい(適量)
グリーンピース 80g程度(冷凍のものを使いました)
イタリアンパセリ 4本分くらい
ニンニク ひとかけ
唐辛子 一本
白ワイン 80ml
小麦粉 少々
イタリアンパセリはみじんに切ります。
これが一番大きな反省点ですね・・・
写真の通りざっくり切ったのですが、食べてみるとこれはもっと丁寧にみじんに切るとソースになじんでもっとパセリのよさが出ると思いました。ソースの色もきれいになりそう。
ニンニクもみじん切り。
唐辛子は種をとって小口切りに。
タラに塩コショウして、小麦粉を薄くまぶします。
フライパンにオリーブオイルをひいてタラの両面を焼いて一度取り出します。
さっとフライパンをふいて再度オリーブオイルをいれて弱火でニンニクと唐辛子を炒めます。
ニンニクが色づきいい香りがして来たら、あさりと焼いたたらを入れて、中火にして白ワインを注ぎ沸騰したら水50ccくらい足して蓋をします。
あさりの殻が開いたら蓋を取り、グリーンピースとイタリアンパセリの半量をいれて火を弱めてフライパンをゆっくりゆすりながら少し煮込みます。(乳化させるため)
煮汁が半量くらいになったら、残りのイタリアンパセリを振り入れて出来上がりです。
バスク地方では、ゆで卵を半分に切って添えるそうです。それはおいしそう・・・。
イタリアンパセリの風味がうつったソースがとてもさわやかです。
ぜひお試しを。
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