鶏とレンコンの四川炒め
またビタミンCや食物繊維の多いレンコンのレシピです。
先日はスープを紹介したので今度は炒め物を。
レンコンは炒め物にすると歯ごたえがほんとにいいですよね。
シイタケやパプリカを合わせて栄養バランスも。
中華の料理法は意外に野菜をたっぷり食べれますし、高温の多めの油でまず野菜などの具材を強火で炒めるので、表面がコーティングされて栄養の損失も少ないんですよ。
豆板醤を使うことによって、体を温める効果もさらにアップ。
今回は、ちょっと本格的な四川炒めのレシピを紹介します。
ぜひ、四川炒めに使っていただきたいのが、花椒です。
花椒は中国の山椒で、麻婆豆腐の麻(まー)はこの山椒のしびれるような辛さを表現したものです。
この花椒が加わるだけで、本格的な四川の味に変わります。
パウダー状のもあるのですが、安いものはほとんど香りが飛んでしまって、苦いだけになっているので、ホールのものを都度ミルでひいて使うのが一番です。
実際の中華の使い方では、ホールのまま油でいためて油に香りをうつして使うのですが、暑く熱した油から花椒を取り出すのが少し面倒なので。私はミルでひいて油でいため、そのまま取り出さずに使っています。
作り方です。
鶏肉 もも肉一枚
レンコン 100g程度
パプリカ 半分くらい
シイタケ 4つくらい
ニンニク ひとかけ
花椒 小さじ3分の1
豆板醤 大匙1
ごま油 少々
合わせ調味料
醤油 大匙1
鶏がらスープのもと 小さじ3分の1(大匙3杯分のお湯でといておく、ブランドによって濃さが違うので調整してください。薄めでちょうどいい感じです)
砂糖 小さじ1・5
紹興酒 大匙1
お酢 小さじ2
水溶き片栗粉 小さじ1
鶏肉は一口大に切って、塩胡椒、お酒(分量外)を振って、片栗粉をまぶしておきます。
野菜も食べやすい大きさに切っておきます。
にんにくはみじん切り。
合わせ調味料を合わせておきます。
多めの油でフライパンを熱して、野菜をすべて強火で一気に炒め、さっと火がとおったら、お皿にあげておきます。
再度フライパンに多めの油を熱して、鶏肉を揚げるように炒めていきます。
(本来は揚げるのですが、私はめんどくさいのと、油の処理が大変なので炒め揚げにしています)
このとき、お皿にキッチンぺーパーをひいたり、網をひくなどして、油を軽く切っておくとおいしく仕上がります。
強火で一気に仕上げることでコーティングされ、さほど食材が油を吸ってないので、意外に脂っこくなりません。
一度フライパンをふいてきれいにして、再度油を大匙一杯程度ひき、今度は弱火で、ミルでひいた花椒小さじ3分の1、豆板醤をじっくり炒めます。
油になじんだらニンニクを加え、香りが立ったら、強火にして、炒めた野菜と鶏肉を混ぜ合わせ、温度が上がったら、合わせ調味料を入れてフライパンをあおるようにして混ぜあわせごま油で香りづけをして完成です。
ポイントは最後の強火にしてからの手早さです。一気に仕上げましょう。
しびれるような花椒の辛さと豆板醤の辛みとお酢の酸っぱさ、砂糖の甘さが混然一体となって、これぞ四川料理といった感じで、とってもおいしいですよ。
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