栄養成分1000種類以上? カリフラワーのターメリックサラダ

カレーの黄色い色を作っているのは皆さんご存知、ターメリック(熱帯ウコン)というスパイスなんですが、これがなかなかすごいスパイスなんですよ。


ターメリックの主成分クルクミンは、ポリフェノールの一種でこれもまた強力な抗酸化作用があるんです。

肝臓機能を改善する働きがあることでウコンの健康効果はすでに有名ですが、秋ウコンの一種である熱帯ウコンはこのクルクミンの含有率がとびぬけているからです。

さらにクルクミンは抗炎症作用も優れていて、その治癒効果が薬品として売られている皮膚疾患の炎症止めと遜色ない効果が見られるとも。


栄養成分が1000種類(にわかに信じがたいくらいすごい数字ですね)ちかくあるともいわれるターメリックにはビタミンからミネラルまでかなり豊富なので、相乗効果からかその有益性は高く、効果の高いうえに毒性が認められないところから様々な研究機関が注目し研究されているのですが、その肝臓の有害物質を解毒排出する効果の臨床データは特筆すべきものが多いそうです。


そのくらい栄養価が高く効能に優れた植物なので、加工食品などでの大量摂取による肝臓の負担も報告されていますが、普通の食事のスパイスとして使う程度の量では問題が起きることはまずないと思われます。


まあ、どんなものでも採りすぎはよくないですよね。

すべてほどほどが一番です。

やはり、サプリメントなど特定成分を抽出して吸収率を高めたものは、効果が高いものほど必然的に大量摂取による被害につながりやすいです。


自然由来のものだからいくらとっても安心という考え方はなぜ生まれるのでしょうか?

「薬効が高いイコール肝臓に負荷がかかる」は当然です。


たとえば塩は絶対的に体に必要なものですが、大匙3杯一気に飲んだらどうなるか想像つきますよね。

でもサプリならコーティングしたり味を変えたりして、難なく塩大匙3杯分を飲めちゃうわけです。

ターメリックも食べ過ぎると気持ち悪くなりますね。


事故が起きると、なぜかそういう自然のバランスを崩したものを大量摂取した行為を問題視するのではなく、ウコンやそのもととなった植物そのものが危険という風説が流れたりするのはとても残念なことです。


まあそういう話は置いといて、普段の料理に取り入れると素晴らしいスパイスですよね。

適量を積極的に採ることでの健康美容効果はかなり見込めそうです。

で、今回はカリフラワーのターメリックサラダを作ってみました。


写真いまいちですみません。

緑の野菜の上に乗せるとかするととても食欲そそるサラダになりますよー。


カリフラワー      ひと房

にんにく        半かけ

ターメリックパウダー  小さじ3の2

白ワインビネガー    小さじ2

塩、胡椒        適量


カリフラワーひと房を食べやすい大きさに分けて軽く塩ゆでしします。

ボールに、にんにくのみじん切り半かけ程度、白ワインビネガー小さじ1、ターメリック小さじ3分の2、塩、胡椒少々を入れて軽く混てからカリフラワーをいれてよく混ぜ合わせたら、冷蔵庫で1、2時間程度寝かせて味がなじんだら出来上がりです。

味は塩と胡椒で決めてください。


そんなにスパイシーな味ではなくビネガーもきいているので、どんな料理にも合わせやすいと思います。

カリフラワーとターメリックの相性が抜群でおいしいですよ。

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