風邪の季節はエルダーフラワー

ヨーロッパでは紀元前から食用され、古代ローマ時代には薬用されていたいうエルダーフラワー、中世になってからもさらに薬用としての研究が進み、咳や痰を鎮める効果や、解熱鎮痛や解毒作用の薬として重宝されるようになったほど、身近に使われてきたハーブです。


古代から親しまれてきた木だけあって、ヨーロッパ、特にケルトの神話の中にはこのエルダーは様々な形で登場します。

例えば、人間界と魔界をつなぐ秘密の扉とされていたり、妖精の住む木や、黒い魔女の木として魔除けに使われていたり・・・。

あ、そういえばハリーポッターの杖もたしかエルダーの木だったはず。

まあ、こちらは本題ではないのでほどほどに。


エルダーはセイヨウニワトコという木のことで、白い小さな可愛い花をたくさん咲かせます。

その白い花を乾燥させたのが、エルダーフラワーの乾燥ハーブです。


今でも民間療法として

インフルエンザの特効薬、風の特効薬、デトックスに使われたりと、様々な体の不調に対応する万能の薬草として扱われています。

特に粘膜系の不調を和らげる効果を発揮してくれて、のどや気管などの不快な症状を鎮めてくれます。

デトックス効果も高く、むくみなんかにもとても効果がありますね。

ちなみに、ポリフェノールも豊富なことから美容液に使われたりもします。


またマスカットにも似た甘い香りと称される、その香りはとても癒し効果が高く、お休み前のリラックスハーブティーとしても最適です。



のどの調子が悪いなと感じたり、風邪かな?と思ったらぜひ試してみてください。

あ、普段の癒しにもぜひ!


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