ハーブやスパイスでさびない体に

抗酸化作用のある食材を積極的に食べましょうと、前回の野菜の記事で書きましたが、もう一つ心がけることで、抗酸化を期待できるものがあります。


それはハーブやスパイスを料理に使うことです。

ハーブやスパイスを料理にうまく取り入れることで、抗酸化作用だけでなく、料理の栄養を体内に吸収する力を高めてくれたりします。


例えば、カレーなどでよく使われるクミン。

クミンにはクミンアルデヒトという抗酸化成分が含まれています。また植物ステロールという成分も注目されていて、これはコレステロール値を下げてくれたり、吸収を防ぐ効果があるようです。

この植物ステロールの働きで、ダイエットにもよいとされていますね。


また、同じくカレーに使われているターメリック。

ターメリックの主成分クルクミンは、ポリフェノールの一種でこれもまた強力な抗酸化作用があります。

肝臓機能を改善する働きがあることでウコンの健康効果はすでに有名ですが、秋ウコンの一種である熱帯ウコンはこのクルクミンの含有率がとびぬけているそう。

さらにクルクミンは抗炎症作用も優れていて、その治癒効果が薬品として売られている皮膚疾患の炎症止めと遜色ない効果が見られるとの研究もあります。


あとコリアンダー(パクチー)はデトックス作用が高いですし、マスタードシードなども抗酸作用が高いです。


ハーブも同じように、セージはロズマリン酸やルテイン、タイムはアンチオキシダント、ローズマリーはカルノシン酸、ロズマリン酸などなど、抗酸化のためのポリフェノールがたくさん含まれています。


また、消化促進や胃腸の整腸作用にも高い効果があるスパイスやハーブはとても多いです。

とくに、カルダモンの整腸作用は特筆すべき整腸作用があります。


なによりハーブやスパイスを使った料理はおいしいし香りも豊かなので癒されますよね。


スパイスやハーブを使うだけで、いつもの炒め物などもカロリーを上げずにぐっと栄養を高めることが可能になります。


ぜひ.ハーブやスパイスを常備していろんな料理に使ってみてください。




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